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潜在意識を発見したのは、オーストリアの心理学者フロイド(Sigmund Freud1865-1939)です。
彼は「精神分析学」という学問を確立し、多くの患者とのカウンセリングから、人間の通常活用している意識は僅かであり、その水面下にも情報が脳の中に入っていることをつきとめました。
それを顕在意識と潜在意識として、考えてみましょう。
『顕在意識』とは、
私達が一般に物事を考えたり、何かを思い出したりするときの意識です。
『潜在意識』とは、
一般には普段あまり使われない意識で、潜在化に眠っているものです。
意識を氷山に例えれば、顕在意識である海面から出ている部分は僅か10%しかなく、潜在意識である水中に潜っている部分が90%を占めていると言われています。
しかも、私たちが使っている顕在意識はわずか3%だと言われています。
天才や成功者たちは、その3%の顕在意識だけでなく、巧みに潜在意識も使っているのです。
エジソンは特許(アイディア)を1000件近くも取得していますが、そのアイディアは、全て夢から引き出されていました。そのことについては、エジソン自身が、伝記に記しているので間違いありません。
だからといって、エジソンは、夢ばかり見ていたのではありません。
『99%の汗と1%のひらめき』
という有名な言葉がありますが、彼はものすごい努力をした上で、最後の1%を夢から得られるひらめきで、完成していたのです。
では、エジソンは、どのようにして夢からアイディアを引き出していたのでしょうか。
夢を見るときというのは、潜在意識を使っていると言われています。
潜在意識を使うということは、脳波でいうとアルファ波の状態に入っているということです。アルファ波と潜在意識とは直結しています。表現を変えれば、アルファ・レベルの状態というのは、潜在意識が開いている状態をさしています。
そのため、潜在意識に情報を送ったり、情報を引き出すということが可能になるというわけです。