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潜在意識の持つ3つの機能 -----
潜在意識には3つの機能があります。
私達の経験や、これまでに教育されてきたことなどは、全て私達のマインドの中に入っています。
しかし、顕在意識で思い出せるのはほんの一部です。ほとんどの経験や教育された内容を、顕在意識は忘れています。正確に言うと、潜在意識の中には入っていて、忘れているのではなく、思い出せなくなっているのです。
そこで、顕在意識が思い出せなくなっているものについては、潜在意識から引き出せばよいということになります。
脳をアルファ波の状態にすれば、それができるようになります。
脳がもっとも自然にアルファ波の状態になるのは、睡眠中です。ですから、睡眠中に「夢」という形で、潜在意識から情報を引き出せるということなのです。
エジソンのアイディアを見ますと、明らかに彼が過去に経験したことに基づいているもので、『夢からヒントを得た』=『彼の潜在意識から情報を得た』 ということが言えます。
潜在意識においては、第三者の潜在意識とコミュニケーションができます。
エジソンは、自分自身の情報だけでなく、第三者の情報も組み合わせてアイディアを出していたのです。
例えば、まだ1歳にならない赤ちゃんをようやく寝かしつけ、ほっと一息ついたお母さんが、ちょっと買物に行こうと、寝ている赤ちゃんを置いて、玄関をそっと出ようとします。
お母さんとしては、心のどこかで寝ている赤ちゃんのことが気がかりで、
「お母さんが戻ってくるまで、いい子で寝ていてね」
と、ドアを閉めようとしたとたん、赤ちゃんは泣き出しました。このような経験を持つお母さんは、結構多いはずです。
そこで、どうしてそういうことが起きるのだろうと、電機大学の先生がある調査をしてみました。
寝ている赤ちゃんに脳波計をつけ、少し離れたところから、お母さんに赤ちゃんに向かって心の中で囁きかけてもらいました。
このことから、寝ている赤ちゃんでも、潜在意識でコミュニケーションを行っているのだということがわかりました。
赤ちゃんにとって寝るという行為は、肉体的・精神的に成長するためのものですが、もうひとつ、母親の愛情を感じるための大事な行為でもあったわけです。
潜在意識では、より高い知性とのコミュニケーションができます。
エジソンに限らず、多くの天才や成功者たちは、
これら3つの潜在意識の機能を駆使して、アイディアを引き出し、
問題解決をしていたのです。